柴田:まずは「どうしてカウテレビジョンに決めたのか?」というお話しを聞かせていただきたいのですが、皆さんはもともとベンチャー企業・映像制作会社志望だったのでしょうか?
内村:私はもともと映像業界志望。もうガッツリ制作志望で入ってきました。
千代島:それは珍しい方じゃない?
内村:そうですね。「私は制作部に入りたいです!」ってしきりに言って。
千代島:どちらかというと、ウチは人で選んでくる子が多いよね。雰囲気とか。
内村:雰囲気もあったけど、やっぱり私の場合はやりたいことが「映像を作りたい!」だったからですね。
千代島:メディア企業に行きたかったの?
内村:もう映像が制作できればどこでもいいと。
千代島:「映像制作」っていう軸だったんだね。
内村:そうですね。だからもし福岡に映像制作の会社がなかったら東京で探そうと思ってました。
柴田:その頃から「自分が何かしたい、ここなら自分を発揮できるかもしれない」という想いがあったと?
千代島:そういう予感はあったのかも。自分は厳しい環境じゃないとダレるというのがあったから、チャレンジしてみるのも人生一回だしいいのかなと。心境的には目をつぶって飛び込むみたいな感じはあったけどね。納得して「よし、オッケー!」というよりも「えいや!どうにかなっちまえ!」みたいな。
柴田:3年間積み立ててきたものが全部ガラッと。
千代島:ガラガラガラっと。だって180度違う決断だよね。でも一番ビックリしたのはその時内定していた企業の人事担当者だと思う。
青山:その方にはなんて言われたんですか?
千代島:人事部長の方とFacebookで繋がっていて、「ごめんなさい」と辞退の旨をお伝えしたら「あなたの成功を祈ってます」と返信がきた。ちゃんと内定辞退書の手紙も書いて、円満に辞退した。カウに来たのは、いま思ってもアクロバティックな決断だったなあ。
えみちゃんはどうしてカウテレビに?
青山:私は就活生と話す時には反面教師にしてほしいくらい、就活に関しては何もしてなくて。そもそも就職するかで私はすごい悩んだタイプ。進学や海外留学も選択肢の一つだったんですよね。でも、もし就職するなら「社員みんなの顔が見えるところが良い」というのだけはありました。
内村:それはまた一風変わった軸だね。
青山:以前に大企業で5日間くらいインターンした時に、大きいところは向いてないなと感じまして。たまたまその企業がそうだっただけかもしれないんですけど、自分がいかにキャリアアップするか、いかに他社と戦うかみたいな「必ずLoserが出る世界だな」と思った時に、それはあまり惹かれないなと。
千代島:えみちゃんは「ご縁採用」だっけ?
青山:そうですね。カウにはインターンシップでお世話になったことがあり、たまたま時期的にも選考が始まる前の3月に「ご縁採用があるよ」と声をかけてもらって。「とにかく顔が見えてみんなで良くなるような所が良い」という私の想いにもカウはピッタリだったので、採用を受けようと決めました。あとこれは根拠のないマイルールだったんですけど、「最初に決まった一社に行こう」というのがありまして、それもあって最初に内定を頂いたカウテレビに入ったという次第です。
柴田:他のところの選考も同時に受けてはいた?
青山:してません!(笑)インターン経由で内々定をもらっていた企業はあったんですけど、正式な選考には行きませんでした。
千代島:これは三者三様だね~
青山:しばてぃーは、どんな軸で就活してたの?
柴田:僕は「自分の良いと思えるものを発信して、多くの共感を得たい」というのが軸でした。10年近く楽器を続けてきた経験や映画が好きだったことから「なにかを表現できる仕事がしたい」という想いも強かったですね。ただ、企業も学生もお互いに良い面だけを見せようとする現在の就職活動のあり方に疑問を感じて腐っていた時期があって…そんなときにカウテレビと出会い、その理念に強く惹かれて飛び入りでインターンをさせてもらいました。
内村:インターンを経て、カウの採用にチャレンジしようと思ったのはどうして?
柴田:それまでは自分がベンチャーで働くとは考えたこともなかったんですけど、実際に経験してみて、枠組みが完成しきっていない分だけ自分の裁量で新しいこともやれる部分に魅力を感じたからですね。カウテレビは映像制作会社ですが、本当につくろうとしているのは「より良い社会」。人との繋がりを大切にする姿勢にも心を掴まれました。
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